6月13日(土) 詩編126編
そのときには、わたしたちの口に笑いが
舌に喜びの歌が満ちるであろう。…
日本聖書協会『聖書 新共同訳』詩編 126編2節
バビロンに捕らえられているイスラエルの人びとにとって、捕囚から解き放たれてエルサレムに帰るとは、夢のようなことだったに違いありません。「そのときには、わたしたちの口に笑いが、舌に喜びの歌が満ちるであろう。そのときには、国々も言うであろう、『主はこの人々に、大きな業を成し遂げられた』と」。
その夢が実現しました。イスラエルの民は捕囚から解き放たれてエルサレムに帰り、神殿を再建して、主を喜び、賛美しています。この詩編は、捕囚の苦しみと、捕囚からの解放を夢見ていた頃を思い起こして、神殿で主をほめたたえています。主が大きな御業を成し遂げられたと言って、笑顔で主を賛美しているのです。
神から離れたイスラエルの民には、捕囚の苦しみを耐え忍ぶことが求められました。しかし、それは悔い改めて神に立ち帰るためであり、神と共に喜びに生きることの実現のためでした。「涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる」(5節)。これが主なる神の約束です。
苦しみから解き放たれるとは夢のようなことかもしれません。けれども、私たちのために尊い独り子さえ惜しまれることがなかった神が、私たちの口に笑いを、舌に喜びの歌を与えてくださいます。主に信頼して主の大きな御業を待ち望みましょう。
【祈り】
主よ、あなたに信頼し、あなたの大きな御業を待ち望ませてください。









