リジョイス聖書日課

エステル9章 命を守る神の御意志を実現する民

放送日
2026年3月2日(月)
お話し
三輪誠(浜松教会牧師)

3月2日(月) エステル9章

王国の諸州にいる他のユダヤ人も集合して自分たちの命を守り、…仇敵七万五千人を殺した。しかし、持ち物には手をつけなかった。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』エステル記 9章16節

 アダルの月の13日は、ユダヤ人が敵を滅ぼす日となりました。この日に要塞の町スサで滅ぼされた者の数は500人に達しました。エステルは、翌日もまた同じ勅令を行えるよう王に願い、許可されます。翌日には、ハマンの息子たちが木につるされます。スサでさらに300人が殺されました。王国の諸州にいる他のユダヤ人たちも、仇敵7万5千人を殺しました。

 ユダヤ人たちの行為は残虐なものに見えます。確かに多くの人びとが殺されました。この事実は、それだけユダヤ人たちを脅かす敵が多かったことを示しています。しかし、ユダヤ人たちは、滅ぼした者の持ち物には手をつけませんでした。そこにあるのは、残虐に殺して敵から奪い取る強盗の姿ではありません。過度に命が失われることを避けようとする神の御意志です。それは旧約の時代の感覚からすれば、驚くべきものです。この常識外れの御心に従う神の民の姿の先に、敵をも愛されるキリストのお姿を私たちは見るのです。

 神の民を滅ぼそうとする敵は、本当に多いのです。それでもなお、私たちはキリストに従う者です。敵の滅びではなく命を求めて、きょうの一日を歩みだしてまいりましょう。

 【祈り】

 命を守られるあなたの御意志に従う民として、きょうの一日を歩みださせてください。

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