あさのことば

お金で命は買えません

放送日
2026年2月12日(木)
お話し
小峯明(船橋高根教会牧師)

小峯明(船橋高根教会牧師)

メッセージ:お金で命は買えません


 いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。

 世界各地の戦争により、肥料や穀物、燃料等エネルギー価格の高騰が続き、物価が上がりました。老後の生活不安も起こるかも知れません。

 賢く貯蓄を…とわたしたちは考えますが、そのようなわたしたちに、イエス様は、「どんな貪欲にも注意を払い、用心しなさい。」(ルカ12:15)と語りました。なぜなら、「人の命は財産によってどうすることもできないから」(ルカ12:15)です。

 財産があれば、より良い治療を自由診療で受けられるかも知れません。少しは寿命も延びるかも知れません。けれども、人の一生には、時間的な限界があります。健康寿命は、70代の半ば位です。誰もが歳を取り、体は弱くなります。

 そこでイエス様は、一つのたとえを語りました。それは、「ある金持ちのたとえ」です。畑が豊作となり、金持ちは、倉を新しく建てて、穀物や財産をみなしまい、将来の不安はなくなり、何年も生きていく蓄えができた、と安心しました。「食べたり飲んだり楽しめ」(ルカ12:19)と自分に言い聞かせました。

しかし神様は、「愚かな者よ、今夜、お前の命は取り上げられる。お前が用意した物は、いったいだれのものになるのか」(ルカ12:20)と言われました。そして、「自分のために富を積んでも、神の前に豊かにならない者はこのとおりだ」(ルカ12:21)と言われます。
 
 わたしたちは、自分の生活のために働き、子どもの教育費のために蓄え、節約して生きています。そして、子どもが巣立てば、自分たちの老後のために蓄えるでしょう。年金だけで生活できるのか、不安が押し寄せるかも知れません。しかし、その前に、与えられた生活費を、自分のためだけではなく、まず神様のために取り分ける知恵が必要です。なぜなら、わたしたちの富も家族も命さえも、神様の贈り物だからです。

 まず神様に感謝して、生かされている命であることを考えてみましょう。富だけではない生き方が、聖書には記されています。

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