東北あさのことば

皇帝と神

放送日
2023年12月16日(土)
お話し
今井献(仙台カナン教会牧師)

今井献(仙台カナン教会牧師)

メッセージ: 皇帝と神

 おはようございます。仙台カナン教会の今井献です。

 マリアは、ガリラヤのナザレに住んでいたにもかかわらず、遠く離れたユダヤの「ベツレヘム」というダビデの町でイエスを生みました。救い主がベツレヘムで生まれることは、神が定めていたことなのですが、マリアはこのことを知って、ベツレヘムに来たのではありません。皇帝アウグストゥスが、故郷に戻って人口登録をせよとの命令を出したため、夫ヨセフと共にベツレヘムへやってきたのです。

 皇帝にとって、支配する民は自分の財産ですから、人口登録とは、財産を勘定するとても愉快なことでした。しかも、そのために故郷に帰らせるというのですから、支配欲をいっそう満足させたことでしょう。ヨセフと身重のマリアは、困ったことになったという思いでナザレを立ち、ベツレヘムに来たのではないでしょうか。

 けれども、皇帝は、自分の支配を見せつけるつもりで、人口登録の命令を出したにもかかわらず、逆に、皇帝自身が神のしもべであり、神の支配下にあることが明らかになりました。なぜなら、ベツレヘムでメシアが生まれるとの神の定めを実現するため、神が皇帝を動かしたのであるからです。

 神のご支配は全地におよび、皇帝をも、自分のしもべのごとく自由にあやつることができます。キリストの誕生は、この神による救いのみ業です。

全ての番組からランダムに
  1. 人生の確かな土台

  2. 最後に残していくもの

  3. ルカ2章(1) 権力者の下にあるクリスマス

  4. 道路標識(ルカ12:54-56)

  5. 2コリント6章 恵みの時を逃すな

  6. 婚宴のたとえ

  7. みことばおむすび〜いつも喜びをもって!

  8. 美味しい美味しい聖書の話し(5) 誰とたべるのか

  9. 神の恵みだけが頼み

  10. マルコ4章 自分の量る秤で