
今井献(仙台カナン教会牧師)
メッセージ:広瀬川殉教
おはようございます。仙台カナン教会の今井献です。
仙台青葉城の下、広瀬川の橋のたもとに、キリシタン殉教の碑があります。1624年2月に、宣教師カルヴァリオを含む9名が、広瀬川の水攻めにより殉教したことを記念するものです。
その碑には、カルヴァリオと共に、日本人8名の名前と出身地が記されていますが、出身地はバラバラで、伊達藩から遠い地名です。豊前(現在の福岡県)、但馬(兵庫県)、遠江(静岡県)、越前(福井県)、若松(福島県)、相模(神奈川県)、越中(富山県)。当時は、どれほど遠くて縁のないところであっただろうかと思います。
遠いところにいたはずのキリシタンがなぜ広瀬川で殉教したのか、と思って調べてみました。キリシタン禁令が出されても、伊達政宗が当初は寛容な政策を行っていたために、東北に逃がれてきたキリシタンがいたこと、東北の鉱山が格好の隠れ場となったこと、京都や大阪の有力なキリシタンが東北に追放されたことなどがあったようです。また、江戸でとらえられ、伊達藩に送られ、広瀬川で殉教したキリシタン武士もいた、とのことです。
東北キリシタンの歴史も貴重であり、興味がつきません。
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