あさのことば

コロナ禍の中の信仰 3心と体で

放送日
2021年10月19日(火)
お話し
野島邦夫(東京教会牧師)

野島邦夫(東京教会牧師)

メッセージ: コロナ禍の中の信仰 3心と体で

 いかがお過ごしでしょうか。東京教会の野島邦夫です。
 私は、今のコロナ禍が信仰と教会の大きな危機の時だと思います。今回のシリーズでは、いまこの時見逃してはならない幾つかの信仰の問題を考えます。

 「オンライン礼拝」は礼拝の代用になるのでしょうか。私は無理だと考えます。その理由の一つは、オンライン礼拝では「神と会衆との、双方向の交わり」ができないことです。それに対してこう反論する人がいます…今は双方向型の会議アプリがあるし、献金もネットバンキングを使えばその時にできる、と。

 しかしこれでも代用にはならないと思います。人間が体を持つことが無視されているからです。インターネットを使えば、世界のどこの人とも瞬時に繋がり、顔を見て会話もできます。それで、人間が持つ体の大きさの有限性が克服されているかのように感じます。

 しかし各人、有限なからだを持つ。これが現実の人間です。体ナシの人間はあり得ません。体を持つ人間が、会衆として神の前に実際に集まり、双方向の交わりをなすのが礼拝です。

 オンライン礼拝、これが無意味とは決して思いません。実際に会衆が一つに集まると感染の危険がある今、この技術を少しでも用いて補いをすべきです。しかし、決して代用にはなりません。今、会衆が自分の体を運んで一つに集まることの意味を深く考えるべきです。

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