あさのことば

天国人のボキャブラリー レッスン12「ゆだねる(1)」

放送日
2018年4月22日(日)
お話し
坂井孝宏(勝田台教会牧師)

坂井孝宏(勝田台教会牧師)

メッセージ: 天国人のボキャブラリー レッスン12「ゆだねる(1)」

 ご機嫌いかがですか。勝田台教会の牧師をしております、坂井孝宏と申します。
 クリスチャンの独特の言葉遣いに「神さまにおゆだねする」という言い方があります。しかし、それがどういうことなのか、「私はゆだねるということがよくわからないんです」なんていう声も、本当にしばしば聞きます。実は、私自身もそうなんですね。

 一切の自分の力、人間の力っていうものを捨ててしまって、神様に全面的に信頼するっていうことであるのは分かるんですけれども、なかなかそういう信仰を持つことができません。ただ、自分が初めて神様にお祈りをした時のことを思い出すと、あれが神様にゆだねるということだったのかなあとも思います。

 その時私はまだ会社勤めの営業マンでしたが、上司との確執に悩んで、彼への憎しみが自分の中で本当に悪魔のようにうごめいているのを覚えて、恐ろしくなりました。だから、教会の皆さんがやっているように、初めて手を組んでお祈りをしました。神様、助けてください、このままでは僕はダメになります、助けてくださいと祈りました。見えない神様に向かって、言葉を発しました。それは私にとって、崖から飛び降りるのにも似た心境でした。でも、そうして空中に自分自身を投げ出したら、神様は大きな手で私を受け入れてくださいました。その時の平安を今も覚えています。

 神様にゆだねるっていうのは、きっと私たちがどうこうすることではないんでしょうね。無力で行き詰まって、どうにもならない私たちを、丸ごと神様が受け入れて背負ってくださるんです。

 詩編の55編23節を読みましょう。
 「あなたの重荷を主にゆだねよ。主はあなたを支えてくださる。主は従う者を支え、とこしえに動揺しないように計らってくださる。」

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