キリストへの時間

クリスマスになぜプレゼント?

放送日
2015年12月6日(日)
お話し
吉田崇(坂出飯山教会牧師)

吉田崇(坂出飯山教会牧師)

メッセージ: クリスマスになぜプレゼント?

 おはようございます。香川県坂出市で牧師を務める、吉田崇です。
 12月はクリスマスの月です。クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う行事として、キリスト教会で行なわれるようになり、今では日本も含め世界中に広まりました。このクリスマスの時期には、あちらこちらでクリスマスプレゼントが手渡されるのではないかと思います。

 ではなぜ、クリスマスにプレゼントを贈るのでしょうか。それは「イエス・キリストは、天の父なる神様が私たちを救うためにお送りくださった贈り物・ギフトである。クリスマスは神様からキリストという一大プレゼントをいただいたことを祝う時である」と受け止めたことに関係しています。

 聖書、ヨハネによる福音書3章16節には「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」とあります。

 神の独り子とは、キリストを指しています。このキリストは神様が世に与えてくださった、プレゼントしてくださったお方です。
 そして神様が、キリストをこの世に与えてくださったのは、私たちとこの世を罪と滅びから解放し、神様の救いに預かる永遠の命を与えようという、深い愛から起こった出来事だったのです。
 キリストは私たちを罪と滅びから解放するため、身代わりとなって罪と死を引き受け、十字架で命を捧げてくださいました。このキリストの救いを信じる時、私たちに神様の救いまでもがプレゼントされるのです。

 神様からのプレゼント、キリストを仰ぐことで、私たちは生き方の転換が必要なことも知らされます。
 キリストを知るまで、人間は他から欲しがるばかり、人の所から自分のもとへと持っていくばかりでした。
 アニメ「ドラえもん」の登場人物、ジャイアンのように、「お前のものはおれの物、おれの物はおれの物」という態度で生きていました。自分の物を他の人に与えよう、という思いは実に乏しいものでした。

 しかしキリストは、「受けるよりは、与える方が幸いである」(使徒言行録20:35)とおっしゃり、与える生き方に徹底されました。
 このキリストによってこそ、私たちが、この世が、今こうしてあることができていることを知らされます。そこから、全ては神様からいただいたものとして、自分の手元にあるものを惜しみなく与えていく人生へと変えられていくのです。

 今年のクリスマス、救い主イエスさまのことを知って、人に惜しみなくプレゼントしていく人生、クリスマスの一時だけでなく、これからずっと人にプレゼントしていく人生へと変わっていきたいものですね。

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