あさのことば

自分が赦されたように人を赦す

放送日
2012年6月8日(金)
お話し
三川栄二(稲毛海岸教会牧師)

三川栄二(稲毛海岸教会牧師)

メッセージ: 自分が赦されたように人を赦す

 いかがお過ごしですか。三川栄二です。
 主イエスはわたしたちに主の祈りを教えてくださいました。その祈りの中でわたしたちは、「我らに罪を犯す者を、我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ」と祈ります。

 これは、わたしたちが人を赦さなければ、自分も神様に赦してもらえないということでは必ずしもありません。すでに赦されているのです。しかし、自分が人を赦すことと、自分自身が赦されることとは深い関係があることを示します。そしてそれによって、その赦しがどれほど深いものであるかを教えられます。わたしたちはこの祈りがどれほど難しいかを実感します。赦せない人がいるからです。赦さなければならないことは知っています。しかし、あの人だけはどうしても赦せないという思いに縛られ、赦せないことで苦しみます。自分が赦されることは求めますが、あの人を赦すことはできないとうつむいてしまいます。

 こうして、とてもあの人は赦せないとかがみこむわたしたちに、そのように赦そうとしない自分自身は、神様によってすでに赦されてることを覚えさせられます。依然として赦していないし、赦そうともしない自分なのに、そのような自分を神様は赦してくださいました。だからこの祈りは、自分が赦されたように、赦せない相手をも同じように赦すことへとわたしたちを促します。だから、こう祈れるように祈りたいと思います。「我らに罪を犯す者を、我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ」と。

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