あさのことば

柔和な人々

放送日
2009年12月8日(火)
お話し
川杉安美(綱島教会牧師)

川杉安美(綱島教会牧師)

メッセージ: 柔和な人々

 ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
 新約聖書マタイによる福音書の5章5節に次のようなイエス様の教えがあります。

 「柔和な人々は、幸いである、その人たちは地を受け継ぐ。」

 「柔和」というと、やさしいとかおとなしいとか、そういうイメージになります。けれども、聖書がここで言っている柔和というのは、ちょっと意味が違います。
 一方では、自分は強い、力がある、何でもできる、そのような自信満々の人がいます。それに対して、自分は無力だ、弱いものだ、そのように自信をなくして謙遜になり、へりくだった人がいます。実は、そういう謙遜になり、へりくだった心、そういう心になった人のことを「柔和な人」と言っているんです。そういう人々は幸いであると教えています。

 なぜなら、地を受け継ぐから。自分の無力を知り、へりくだり、謙遜になると、神様に頼るようになるのです。神様の助けとお導きの中で歩むことができるようになるのです。大胆な言い方をすると、神様を得ることができるのです。「地を受け継ぐ」というのは、そういうことです。

 一見すると、自分は強い、力がある、自分は何でもできる、そのような自信満々の人が、お金も儲け、地位や名誉も手にし、人生の勝利者のように見えることがあります。けれども、もしそこに神様がいないなら、神様が一緒にいてくださらないなら、人生の勝利にはならないとイエス様は教えられるのです。それを信じたパウロも言っています。「高慢にならず、不確かな富に望みをおくのではなく、わたしたちにすべてのものを豊かに与えて楽しませてくださる神に望みを置くように」。

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