あさのことば

主は羊飼い(2)

放送日
2008年5月1日(木)
お話し
立石章三(横浜中央教会牧師)

立石章三(横浜中央教会牧師)

メッセージ: 主は羊飼い(2)

 お元気ですか。横浜中央教会の立石章三です。今週は教会とは何かということについて考えています。
 さてキリスト教書店へ行きますと、本のほかに、文房具やアクセサリーも売っています。それらの中には、可愛らしく描かれた羊や羊飼いのキャラクター商品がたくさんあります。真っ白なふわふわな毛で、抱きしめたくなるような羊の可愛らしさです。

 ところで羊ってかわいらしいペットのような動物でしたっけ?実はパレスティナでは、羊は汚くて臭い家畜ですから時々洗ってやる必要があるのです。羊は攻撃する手段、牙も爪も持たない動物です。だから平和のシンボルにもなります。けれども、羊飼いが毎日見張っていないと狼などにやられてしまいます。おまけに羊は頭も悪く、とても臆病です。全く手がかかる動物で、一時でも目を離すと、どこへ迷い込んでしまうか分かりません。
 さて、聖書に羊が登場するのは、羊が可愛らしいからではありません。誰かがお世話しないと生きていけない動物だからです。つまり私たち人間は羊のように、羊飼いにお世話してもらわないと生きていけない弱い動物なのです。私たちが自分の無力さを正直に見つめ、羊飼いに従って生きるなら、私たちには本当の未来があります。イエス様はこう言われました。「私の羊は私の声を聞き分ける。わたしは彼らを知っており、彼らは私に従う。わたしは彼らに永遠の命を与える。」。

 教会とはキリストの羊の群れです。そして彼らをお世話する羊飼い、牧師達の上には大牧者イエス・キリストがおられます。私たちは汚くて臭い羊ですが、イエス様はそんな私たちのために死んでくださったのです。

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