キリストへの時間

ある日、嬉しかったこと

放送日
2008年4月20日(日)
お話し
泥谷ちひろ(山田教会会員)

泥谷ちひろ(山田教会会員)

メッセージ: ある日、嬉しかったこと

 おはようございます。いかがお過ごしでいらっしゃいますか。山田教会の泥谷ちひろです。

 私が洗礼を受ける前のあるクリスマスの日のことでした。升谷さんという人にクリスマスのご馳走に招かれました。わたしはコーラス部に入っていたので、その方が独唱できるほどのよい声の持ち主であることは知っていました。けれども、個人的に話したことはありませんでした。その人が私を知っているとは思ってもいませんでした。
 そのころ、私は父が亡くなったあとで、食べることに困っていた状態でした。奨学資金を受けることが出来ても、食べていくにも皆が苦労していた戦後でしたから、昼間は働き、夜はパルモア学院というミッションスクールで英語の勉強をしました。
 「クリスマスパーティーをするから来ない?」と言われても、ダンスをするのかと思ってドキッとしましたら、「お話しをしたり、讃美歌を歌ったり、親睦会のようなものよ」と言われたので、お招きにあずかることにしました。そのころは安定した幸せな家庭からは程遠い、淋しい生活でしたから、本当に私が行っていいのかしらと心配半分、期待半分の気持ちでお招きに応じました。
 空襲に遭わなかった綺麗なお家で楽しい時を過ごしました。今このようなお話しをすると驚かれるかもしれませんが、そのときに出されたサンドイッチのおいしかったこと、また大きな角切りのハムの入ったポテトサラダを決して忘れることができません。

 ルカによる福音書19章に出てくる背の低いザアカイという人のお話しを知っていらっしゃいますか。
 小柄なザアカイはイエスさまのことをよく知っていました。イエスさまがエリコをお通りになることを聞くと、どんな方か一目みたいと思っていちじく桑の木に上り、イエスさまが通られるのを待っていました。イエスさまはザアカイに目を止められ、「ザアカイ、急いで降りて来なさい。今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい」と言われました。ザアカイは本当に驚きました。

 このように、私たちの思いもよらないところでこういうことが起こることがあります。
 私たちはこれを神の摂理と言いますが、私たちが思いもよらなかったことが本当に良いタイミングで起こることが時々あります。皆さまもこのような経験をされたことがあるでしょう。私たちは、事実、神様に生かされ、神の摂理の中に生かされているのです。また自分自身が意識していないのに、神さまはある人を用いて私を助け出してくださいました。神さまは私をよく見抜いてくださっていることに気づかされます。
 ヨハネによる福音書4章にある、井戸のそばのサマリヤの婦人にしてもそうです。婦人に水を飲ませてくださいと頼んだのは、イエスさまでした。会話が進んでいくうちに、その女の人の過去を見抜かれました。またご自分から救い主であられることを明かされました。彼女はイエスさまが、自分の過去をお見通しなのに驚き、ついにイエス様を救い主と信じました。そして、自分の周りの人々にその事を伝えました。

 神さまは生きておられます。
 今、人には言えない悩みや苦しみをお持ちの方々!、いつも神さまはあなたをみておられて、誰々さんと呼びかけ、あなたを見出してくださいます。耳を澄まして神さまのお呼びかけに注意しましょう。
 あなたの上に神さまのお恵みがあるようにとお祈りいたします。

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