あさのことば

何かが変わる時

放送日
2021年3月14日(日)
お話し
杉山昌樹(新座志木教会牧師)

杉山昌樹(新座志木教会牧師)

メッセージ: 何かが変わる時

 いかがお過ごしですか。新座志木教会の杉山です。
 聖書の4つの福音書にはいずれも、イエスが過ぎ越しというイスラエルの祭りの時に神殿に入って行ってひと悶着起きる、という記事があります(ヨハネ2:13-19など)。もう少し具体的には、両替商人のテーブルをひっくり返しています。いささか荒っぽいやり方で、現代の感覚からしますと、よく捕まらなかったなあと思わなくもありません。

 しかしそれに続いてイエスは、旧約聖書の言葉を引いてご自分のしたことの意味を説明します。それは一言で言えば、新しい時代の訪れです。今までの古いやり方が終わった。新しい、より良いことが始まっている。そのしるしとしてこれをした、と言うのです。そしてユダヤ人たちの中には、その意味が分かる人もいたようです。

 一方、日本に暮らします私たちは、この遠い国の遠い時代の出来事についてよくわからないところがあります。聖書の研究をすれば頭ではある程度わかるでしょう。しかし肌感覚として、自分のこととしてはなかなかわかりません。ただこのように考えることはできます。何でも古いものが去る時はすんなりとはいかない、ということです。

 それは自分自身の思い、考え方でも同じです。衝撃が走って、古さが否定される時、明らかなしるしが示される時、古いものは抵抗しながら去っていきます。両替のテーブルがひっくり返される、という過激なしるしは、私たちにも、もう新しいことが始まっている、という事実を告げています。

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