あさのことば

地の塩、世の光(2)

放送日
2007年11月7日(水)
お話し
鈴木牧雄(湘南恩寵教会牧師)

鈴木牧雄(湘南恩寵教会牧師)

メッセージ: 地の塩、世の光(2)

 いかがお過ごしでしょうか。湘南恩寵教会の鈴木牧雄です。今日も最初に、聖書の言葉に耳を傾けたいと思います。マタイによる福音書5章13節からです。

 「あなたがたは地の塩である。あなたがたは世の光である。」

 地の塩とは何でしょうか。塩は辛い味付けをします。地の塩であるとは、単なるお人よしでなく、真理の言葉をはっきり語っていくことです。塩は防腐剤でもあります。地の塩であるとは、丸め込まれたり妥協したりせず、この世が腐らないよう、正義を行動で示していくことでもあります。また、世の光であるとは、光のように世の中を明るく照らし、周りの人たちを暖かくし、壁にぶつかってもいつまでも真っ直ぐであることです。罪と汚れに満ちているこの世を避けるのではなく、むしろ正面から向き合って生きていくのが、地の塩・世の光です。
 ところで私たちは、すばらしいことは分かっていても、なかなか地の塩・世の光になれないのではないでしょうか。ところがこの時、イエス・キリストは、キリストの教えに真剣に耳を傾け受け入れた人たちに、「あなたがたは地の塩・世の光である」と、一方的に宣言してくださったのです。

 確かに私たち自身は塩でも光でもありません。しかしキリストは、真理であり真の愛であられます。そして、信じる者一人ひとりに、真理という塩と愛という光を託してくださいます。だから、だれでもキリストと結び付くなら、地の塩・世の光として生きるという尊い生き方を始めることができるのです。

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