あさのことば

十字架における愛

放送日
2007年1月9日(火)
お話し
今井献(東京教会牧師)

今井献(東京教会牧師)

メッセージ: 十字架における愛

 いかがお過ごしでしょうか。東京教会の今井献です。
 イエス様は、逮捕される直前、ヨハネ福音書16章32節で弟子たちにつぎのように語りました。
「あなたがたが散らされて自分の家に帰ってしまい、わたしをひとりきりにする時が来る。いや、既に来ている。しかし、わたしはひとりではない。父が、共にいてくださるからだ。」

 弟子に捨てられ、たったひとりになっても、父なる神が共にいてくださるというのです。
 父が共にいるのは、裁くためではありません。十字架のイエス様を支え、最後まで愛し抜く方として共にいてくださる、という意味です。
 十字架において父がイエス様を愛するのはおかしいように思われるかもしれません。しかし、父は共にいてイエス様の贖いのわざを支え、神の民の全体すなわち教会の救いをイエスに委ねておられました。父と子は十字架において、敵対的関係ではなく、ひとつの考え、ひとつの心になって救いのわざを成就しました。み子に対する愛は十字架において頂点に達しました。
 それゆえ、ルカ福音書見23:46によると、イエスは「父よ、わたしの霊をみ手に委ねます」と信頼して息を引き取っておられます。

 十字架において御子を愛する父、苦しみの中でも父が共にいることを疑わない御子イエス・キリスト。
 ここには父なる神とわたしたちとのあるべき関係が示されています。み父に信頼して各々の生涯を歩もうではありませんか。

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