生きて働いておられる主なる神 | イザヤ書 57章

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イザヤ書 57章

わたしがとこしえに沈黙していると思って
わたしを畏れないのか。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 イザヤ書 57章11節

生きて働いておられる主なる神

主なる神が全世界を支配しておられ、主の御力が私たちに及んでいます。このことは私たちキリスト者の確信です。しかし、この世の人たちは神の存在などに関係なく、世界は自然の秩序と世の権威において動いていると考えています。このような考えは、巧妙にもキリスト者の考えに入り込もうと忍び寄ります。

主なる神が私たちのただ中にあって働いておられることを、私たちは主の日の礼拝において確認します。御言葉である聖書を解き明かした説教において、主は私たちに語りかけてくださいます。主の晩餐の礼典にあずかることにより、キリストの十字架の御業が、私たちの救いのためであることが示されます。そして、天国が完成したとき、私たちは、キリストの御前で主の食卓にあずかることにより、救われていることが明らかになります。

主が沈黙されているのではなく、主が私たちに語りかけてくださっているのに、人間の側が耳を閉ざしているのです。主は、「へりくだる霊の人に命を得させ、打ち砕かれた心の人に命を得させ」てくださいます(15節)。神は、神を信じようとしない周囲の人たちにではなく、あなたが神の御前で主の御言葉に聴き、神を畏れて歩むことを求めておられます。

【祈り】

主なる神よ、礼拝をとおして生きて働く主なる神と出会うことができるよう、お導きください。

辻 幸宏(大宮教会)