わたしの罪の赦しのための保証人 | 箴言 6章

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箴言 6章

あなたの口の言葉によって罠に陥り
あなたの口の言葉によって罠にかかったなら
わが子よ、そのときにはこうして自分を救え。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 箴言 6章2節~3節

わたしの罪の赦しのための保証人

箴言は、隣人の保証人になることについて、非常に慎重に考えるべきであることを教えています。「あなたの口の言葉によって」と二度繰り返されていますように、特に友人に対して軽々しく約束してしまう弱さがあります。

しかし、保証人になるということは、こちらもその責任を負うことになってしまいます。ましてや負債を負ってしまった場合、すべての返済を負う義務が生じてしまいます。それはまさに身代わりになることです。それだけの覚悟がなければ、とても保証人になることはできません。

だからこそ、イエス・キリストはその覚悟をもって、私たちの保証人となられました。なぜなら、私たちが自分では決して返済することのできない罪という負債を負っているからです。そのことを知りながら、いや、知っているからこそ、私たちの保証人となってくださいました。誰も引き受けたいとは思わない罪を主イエスが受けてくださったからこそ、今日の私たちがあります。

「神は、わたしたちの一切の罪を赦し、規則によってわたしたちを訴えて不利に陥れていた証書を破棄し、これを十字架に釘付けにして取り除いてくださいました」(コロ2章13、14節)。

【祈り】

主よ、わたしの罪の赦しのための保証人となってくださり感謝します。きょうも十字架を見上げて歩みます。

風間 義信(仙台教会)