主の言葉からそれる悲しみ | 箴言 5章

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箴言 5章

それゆえ、子らよ、わたしに聞き従え。
わたしの口の言葉からそれてはならない。
あなたの道を彼女から遠ざけよ。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 箴言 5章7節~8節

主の言葉からそれる悲しみ

この章には性についての率直な教えが語られています。それは結婚関係以外の性の営みを厳しく戒めているものです。

ここには不道徳な性関係が至るところで描かれています。不道徳な言葉は蜜を滴らせるように滑らかに感じられるかもしれませんが、その結果は、「苦よもぎよりも苦く」、「両刃の剣のように鋭くなる」ものです(3、4節)。そのように教えられているのは、「さもなければ後になって、肉も筋も消耗し、あなたは呻き、言わなければならない」からです(11、12節)。こうして、不道徳な性関係が結果として、自分の命を奪うものとなることを警告しています。

だからこそ「若いときからの妻に喜びを抱け」と勧めています(18節)。すなわち、結婚するまで純潔を保ち、性関係は生涯配偶者に限って楽しむようにということです。それが「わたしの口の言葉からそれてはならない」ことです。

「それてはならない」、「遠ざけよ」と聞きますと、消極的な感じがしないわけではありません。しかし、主が願っておられることは「わたしに聞き従え」です。聖書と『リジョイス』によって主に聞き従う日々が守られますように祈ります。

【祈り】

主よ、あなたとの交わりが豊かでありますように。そのために、日々御言葉に耳を傾ける者としてください。

風間 義信(仙台教会)