イザヤ書 40章12-31節
主に望みをおく人は新たな力を得
鷲のように翼を張って上る。
走っても弱ることなく、歩いても疲れない。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 イザヤ書 40章31節
主なる神がくださる神の力で
漆崎 英之(金沢伝道所)
主に望みをおく人は新たな力を得
鷲のように翼を張って上る。
走っても弱ることなく、歩いても疲れない。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 イザヤ書 40章31節
漆崎 英之(金沢伝道所)
2022年8月の聖書日課をまとめて表示します。
「イザヤ書」の聖書日課をまとめて表示します。
漆崎 英之が担当した聖書日課をまとめて表示します。
神の慰めを失った捕囚の民は、「わたしの道は主に隠されている」(27節)、神は私たちとの契約をお忘れになったと、神の恵みさえ疑うような絶望と失意の中にありました。
そのような神の民を御もとに立ち帰らせるために、神は力強く働き始められます。かつて真の神知識によって養われてきた契約の民に向かって、神は激しい言葉で、彼らの神知識に訴えかけられます(28節)。
あなたは知らないのか、聞いたことはないのか。主はとこしえの神、万物の造り主、疲れることなく、その英知は極めがたいと。そして、捕囚という苦しい旅路の中で疲れ果て、打ちひしがれている民の目を、神へと引き上げてくださるのです。
若者もやがては疲れて力尽き、勇士もやがてはつまずき倒れます(30節)。しかし、とこしえの神、万物の造り主である神から来る力は、走っても弱らない、歩いても疲れない、鷲のように翼を張って上ることのできる力なのです。主に望みを置く人が得る新たな力とは、まさに主なる神がくださる神の力です。
それゆえ、今日も主に望みをおいて、罪と悪に満ちたこの世にあって、走っても弱ることなく、歩いても疲れない神の力におおわれ、励まされて歩み続けようではありませんか。
【祈り】
ご自身の力をキリストの内に働かせたもう神よ、倒れた心を御力によって立て直してください。