礼拝にあずかる人々の名簿 | ネヘミヤ記 7章

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ネヘミヤ記 7章

わたしは心に神の指示を受けて、貴族と役人と民を集め、家系に従って登録させようとしたところ、最初に帰還した人々の名簿を発見した。そこには次のように記録されているのを発見した。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ネヘミヤ記 7章5節

礼拝にあずかる人々の名簿

ネヘミヤ記7章には、帰還した捕囚の民の名簿が記されています。続く8章では、神への礼拝がささげられていて、7章は神を礼拝する人びとの名簿と言うことができます。教会の受付にある礼拝出席者名簿のようなものでしょう。

皆さんの教会にある名簿を思い浮かべてみてください。そこに記されている方々は、それぞれに平たんではない歩みのなかで神の守りと支えがあり、教会へと導かれた方々です。

7章に記されている一つひとつの名前にも、それぞれに厳しい状況のなかで神に守られ支えられた歩みがあります。ここに名前が記されているのは、バビロン捕囚を経て帰還した人びとだからです。同胞の中には、殺された者や異国に残った者もいます。それゆえに歴代誌の最初に記される捕囚前の人数と比べると、数はわずかです。しかし、数は少なくとも礼拝する者として、神が彼らを御許へと集められました。彼らが神を礼拝することによって、神の救いの御業が世に示されていきます。

私たちも神を礼拝する者として教会へと集められています。数はわずかかもしれません。しかし、そこから神の救いの御業は示されます。

三輪 誠(浜松伝道所)