礼拝への招き | 詩編 95編

RCJメディアミニストリー「ふくいんのなみ」のトップページへ戻る

詩編 95編

主はわたしたちの神、わたしたちは主の民
主に養われる群れ、御手の内にある羊。
今日こそ、主の声に聞き従わなければならない。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編 95編7節

礼拝への招き

礼拝への招きの詩編としてよく知られています。羊飼いがその牧場の羊たちを集めるように、主なる神は私たちを集めてくださいます。「今やっている仕事の手を止めて、わたしのもとに来なさい」と。

「疲れた者、重荷を負う者たちよ、わたしのもとに来なさい。休ませてあげよう」(マタ11章28節)。その主の御前で、私たちは自分たちが主の民とされていること、主に養われる羊の群れであることを学びます。そして、羊である私たちは、羊飼いなる主から離れては生きていけない存在であると知るのです。

「あの日、荒れ野のメリバやマサでしたように心を頑にしてはならない」(8節)。神の民であっても、神の道を知らず、あるいは知ろうともせず、さまよい歩くことがあります。エジプトから贖い出された世代もそうでした。

さまよいやすい私たちを、主が招いてくださっています。ひととき、静まって主の御前に進み、ひれ伏し、感謝の賛美をささげましょう。主の御声に耳を傾け、神の民として心をチューニングしていただきましょう。きょうも御心を生きることができますように。

小橋口 貴人(那加教会)