コリントの信徒への手紙一 6章
あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。だから、自分の体で神の栄光を現しなさい。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 コリントの信徒への手紙一 6章20節
神の栄光を讃えて生きる
片岡 継(ワシントン日本人キリスト教会)
あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。だから、自分の体で神の栄光を現しなさい。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 コリントの信徒への手紙一 6章20節
片岡 継(ワシントン日本人キリスト教会)
2017年4月の聖書日課をまとめて表示します。
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片岡 継が担当した聖書日課をまとめて表示します。
私たちの体も魂もキリストのものであることは、体も魂も神の愛の御手のうちにあるということです。私たちの体も魂も、どうしようもないほどに罪の支配のもとにありました。頭ではわかっていても何度も繰り返してしまう罪。
けれどもそれは、本当の意味でわかったことにはなりませんでした。私たちは、自らの罪の深ささえ神の言葉に出会うまで知らなかったのです。その恐ろしさ、醜さ、私たちのすべてを呑みこんでしまう圧倒的な力。
だからこそ、キリストは体も魂もすべて引き受けて、十字架へ向かわれました。私たちの罪の支払う報酬である死をその身に引き受けたのです。私たちが当然支払うべきはずであった死。私たちの罪は、神の独り子を殺してしまうほど、むごいものです。
キリストは、私たちのために尊い代価となってくださいました。ですから私たちの体も魂も、本当の意味では死にません。この世で遭遇する死は、私たちにとって、未だ残る罪との別れと永遠の命への入口になったのです。死はキリストの復活の勝利にのみ込まれました。
私たちの体と魂のすべては、この神の栄光を讃えて生きるのです。すべては神の栄光のために!