晴れやかな心で | 歴代誌下 7章

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歴代誌下 7章

第七の月の23日に王は民を自分たちの天幕に帰らせた。彼らは、主がダビデとソロモンとその民イスラエルになさった恵みの御業を喜び祝い、心は晴れやかであった。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 歴代誌下 7章10節

晴れやかな心で

神殿奉献の祭りとそれに続く仮庵の祭りを通して、イスラエルの人びとは2週間にわたって豊かな恵みの時を過ごしました。そして祭りが終わり、「レボ・ハマトからエジプトの川に至るまで」(8節)の広範囲な地域からエルサレムに集まった彼らは、皆晴れやかな心で家路につきます。

祭りの期間中、完成したばかりのエルサレム神殿の荘厳な姿は彼らの目を、楽しませました。レビ人たちの奏でる美しい賛美の調べは彼らの耳を、そしていけにえとしてささげられた牛や羊の献げ物は、エルサレムに集った彼らの舌を喜びで満たしたことでしょう。そして何よりも、まことの神が御自身を現され、そのまことの神が彼らを愛してくださり、彼らに豊かな恵みを与えてくださるということが、彼らの心を大きな喜びで満たしました。

神の臨在の恵みは、すべての時代、神の民に喜びと祝福を与えてくださいます。私たちも晴れやかな心できょうという一日を過ごしましょう。私たちに与えられている神の臨在の豊かな恵みを感じつつ、そしてそれを喜び祝いながら。

唐見 敏徳(忠海教会)