こぞって主を賛美せよ | 詩編 150編

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詩編 150編

息あるものはこぞって 主を賛美せよ。
ハレルヤ。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編 150編6節

こぞって主を賛美せよ

150編は詩編全体の結びにふさわしく、圧倒的な迫力で「主を賛美せよ」と私たちに迫ります。主こそ唯一の賛美されるべきお方であり、息あるものはこぞって主を賛美するよう呼びかけられています。

「聖所で」、「大空の砦で」賛美せよ、と呼びかけ(1節)、「力強い御業のゆえに」、「大きな御力のゆえに」と賛美の根拠を挙げています(2節)。まことに主は力ある創造主であり、万物の保持者です。イスラエルを力強い御業によって救われた救い主であり、あらゆる楽器によって賛美されるにふさわしいお方です(3~5節)。

詩人は最後に「息あるものはこぞって主を賛美せよ」と、主に命を与えられたものすべてに賛美を呼びかけます。私たちの創造主、救い主、主なる神は、その御業と御力のゆえに、あらゆるものから賛美を受けるにふさわしいお方です。

主の日に同じ信仰をもつ兄弟姉妹と共に、聖所でこの主を賛美できる私たちは何と幸いでしょう。この特権と恵みを覚え、感謝し、心からの賛美を主にささげようではありませんか。

後藤 公子