キリストへの時間

「一人の責任の重さ」

放送日
2005年10月9日
お話し
泥谷ちひろ(山田教会牧師夫人)

泥谷ちひろ(山田教会牧師夫人)

メッセージ: 「一人の責任の重さ」

 ふとした事である失敗をした為にそのグループが責任を負わなければならなくなった話はよくあります。小さな事でもそのような経験をした事はないでしょうか。

 スポーツ選手が使ってはならない薬物を使って自分が出られなくなったばかりか、そのチームにも、代表している国にも泥を塗ってしまったという事もありました。家族の一員、会社の責任者、警察官、教師、政治家、等々、これら一人の人の発言や行動によっても、本当に多くの事件が起りました。今も起っています。飛行機や車や列車等のネジが一本でも外れていたり、締め忘れられたりしたらどんなに大きな事故につながるか考えるだけでも恐ろしいことです。

 一人の責任は本当に大きいのです。

 ここで一寸考えてみましょう。皆の中には自分のやっている事をよく考え、こうしたらどうなるか結果も考えて自分をコントロールしている人もいるでしょう。けれども多くの場合、事によっては、みんながやっている事だからどうっていう事はないだろうと思ったりして、それが大きな事件に繋がる事もあるのです。それなのに何か事件があったりして、第三者の立場になると『何とバカなヤツ』と思ってその人を責める気持がフツフツと湧いて来ます。

 事件を起す背景には色々あります。現代のスピード時代、少しでも早く、とか、№1になろうとしたり、少しでも儲けようとしたりする貪欲の罪を孕んでいます。また、異性問題を起す場合は姦淫や殺人の罪を孕んでいます。聖書には情欲の目をもって異性を見る者はすでに姦淫の罪を犯していると言っています。美しい人は美しい、可愛い人は可愛いことは事実ですが、そういう傾向が強い人は理性が働くように自ら訓練をしなければならないでしょう。お酒を飲んでまるで別人の様になりとんでもない事をしでかしてしまう様な人は、理性を失う前に理性をもって自分の限度を弁える訓練をしなければならないでしょう。

 私たち一人々には家庭でも社会でも何らかの責任を負って生活しています。小さなことでも自分に与えられた責任を考え忠実に果すよう努力したいと思います。ルカによる福音書16章に「小事に忠実な人は大事にも忠実です。」と書いてあります。

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