あさのことば

万事が益となるように共に働く

放送日
2007年12月4日(火)
お話し
三川栄二(稲毛海岸教会牧師)

三川栄二(稲毛海岸教会牧師)

メッセージ: 万事が益となるように共に働く

 いかがおすごしですか。三川栄二です。

 先日、熊澤義宣先生のお書きになった本を読みました。
 熊澤先生は、千歳船橋教会の牧師をしておられた方です。若い頃に牧師になることを志して神学校に入学しますが、間もなく肺結核にかかり、入院をよぎなくされます。せっかく神学校に入学したのに、神さまの御心は一体どこにあるのかと落胆し、悶々と悩みながらベッドに横になっておられたとき、先輩がお見舞いに来てくれたそうです。
 そしてその先輩は、「おい、熊澤、よかったな」といきなり言ったのでした。病気で入院して苦しんでいる人間に、「よかったな」はないだろうと思ったそうですが、先輩はおかまいなしに続けました。どうしてよかったかというと、病気で苦しみ、入院をよぎなくされる病人の気持ちがよく分かる牧師になれるからだというのです。実はその先輩自身、同じ病気で入院し、それを克服して牧師になられた方でした。
 そして先輩は、「ここでしか学べない特別なことがあるから、しっかり勉強してこいよ」と励ましてくれたそうです。そしてこの一言で、マイナスに思える出来事が、すべてマイナスばかりではないことに気づかされ、マイナスに見えることの背後にも、神さまの特別なご計画があると、積極的に受け止められるようになったそうです。

 そのように神さまは、わたしたちのためにも、「万事が益となるように」、すべてのことを導いてくださいます。それを信頼していきましょう。

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