あさのことば

聖書とコミュニケーション

放送日
2024年9月3日(火)
お話し
山下正雄(ラジオ牧師)

山下正雄(ラジオ牧師)

メッセージ: 聖書とコミュニケーション

 おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。

 最近、「コミュニケーション能力」という言葉をよく耳にします。「人が独りでいるのは良くない」(創世記2:18)とおっしゃる神は、人を社会で生きるものとしてお造りになりました。その時以来、人間はコミュニケーションを必要とし、コミュニケーションを取り合う中で生きてきました。

 そのコミュニケーション能力が、最近の若い世代では衰えているのではないか、という声が耳に入ります。それは本当に、若い世代のコミュニケーション能力が欠けているのでしょうか。それとも、年配世代が若い世代とコミュニケーションがうまく取れないことを、若い世代のせいにしているだけなのか、疑問の余地がないわけではありません。自分の思いを一方的に相手が受け止めてくれることだけを円滑なコミュニケーションだと考えているならば、それは、ただの押し付けにすぎません。

 多様化している社会では、高度なコミュニケーション能力が必要とされています。「高度な」とは言いましたが、それはつまるところ、共感する心と相手を理解しようとする思いにつきます。言い換えれば、コミュニケーション能力とは、「愛をもって接する力」と言い換えることができるでしょう。

 きょうのみ言葉「たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、愛がなければ、わたしは騒がしいどら、やかましいシンバル。」コリントの信徒への手紙一 13章1節

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