
川杉安美(草加松原教会牧師)
メッセージ:見ないで信じる幸い
いかがお過ごしでしょうか。草加松原教会の川杉安美です。
イエス様の弟子の一人に、トマスという人がいます。十字架にかかったイエス様が三日目に復活し、弟子たちに現れた時、トマスはいませんでした。
あとで他の弟子たちが、「復活したイエス様に会った」と何度言っても、トマスは信じません。「実際に目で見て、十字架の跡を手で触ってみなければ、決して信じない」と言い張ります。頑固な面があるかもしれませんが、自分が納得しないのに口を合わせておく、というようないいかげんさはありません。
そういうトマスに、復活したイエス様が、あらためて現れてくださいました。そして、トマスに語りかけます。「信じない者ではなく、信じる者になりなさい」(ヨハネ20:27)、「見ないのに信じる人は、幸いである」(ヨハネ20:29)。この出来事を通して、弟子たちが「復活したイエス様を見た」と言った言葉は、確かな証言として、そのまま信じてよかったのだ、ということが分かります。
今日、聖書には、復活したイエス様を見たり、会ったりした人たちの証言が、色々と記されています。その証言を読んで、聞いて、「イエス様は復活した」ということを信じることへと導かれるのです。
逆に、当時でも、イエス様の墓がからであることや遺体がどこにもないこと、そのほか不思議な現象を見ても、イエス様の復活を信じない人たちもいたのです。やはり、見るか見ないかではなく、聞いて信じるかどうかなのです。
こうも言えるでしょう。本気で信じたら、復活したイエス様が分かる。イエス様は言われます。「見ないのに信じる人は、幸いである」。私たちもまた、その幸いに招かれています。
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