8月21日(金) ダニエル5章
「ベルシャツァル王よ、あなたはその王子で、これらのことをよくご存じでありながら、なお、へりくだろうとはなさらなかった。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ダニエル書 5章22節
バビロニア帝国のネブカドネツァル王の息子であるベルシャツァル王の時代に、王は盛大な宴会を開きました。宴会には、王の命令によって、バビロンがユダの神殿から奪い取った金や銀の器が運ばれました。そして、彼らはそれで酒を飲み、自分たちの神々を賛美し始めたというのです。
ここには、権力を握ったベルシャツァル王が、主なる神の前にどこまでも高ぶる姿があります。父であるネブカドネツァルには、まだ天の神をほめたたえる心が見られました(21節)。しかし、このベルシャツァル王は、いと高き神の支配を知りながらも、結果的に自らの心を低くすることがなかったのです。
主は、ここで王宮の白い壁に人の指で書かれた不思議な文字を通して、帝国が二つに分けられることを示されました。御前に高ぶるベルシャツァルの支配の終わりです。その文字は王を激しく動揺させるものとなり、主の裁きによって彼は殺され、その治世は終わることになったのです。
人がへりくだることは、難しいことです。王でなくとも、私たちも時に高ぶることがあります。人は、自分自身でへりくだることはできません。ただ力ある神のもとで、自ら低くなられたイエス・キリストに倣うときに、へりくだって、神を神とすることが許されているのです。
【祈り】
私たちがあなたの前にへりくだり、ただあなたを喜ぶ者にしてください。




