8月15日(土) エフェソ6章10-24節
悪魔の策略に対抗して立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく…。日本聖書協会『聖書 新共同訳』エフェソの信徒への手紙 6章11-12節
八十一回目の敗戦の記念の日を迎えました。暴力と戦争の力が、再び日増しにこの世界を覆い始めています。私たちはどうすればよいのでしょう。一体、何ができるのでしょうか。
パウロは、牢獄からエフェソの教会に書き送った手紙の最後で今日の私たちにとって極めて重要なことを語っています。それは戦うことです。しかし、この戦いは、今日の世界で行われている戦いとは全く異なります。
戦う相手は、「血肉」、つまり人間ではありません。目に見えない悪しき霊であり悪魔です。悪魔は、自らの姿を隠して人間同士を敵対させ、争わせようと巧妙に策略を張り巡らせています。その策略がいかに巧妙であるかは、歴史が物語っています。人類の歴史は戦争の歴史です。
この本当の敵、悪魔と目を覚まして戦わねばなりません。しかし、私たち自身にはその力はありません。それゆえ、聖書はこう言います。「最後に言う。主に依り頼み、その偉大な力によって強くなりなさい」(10節)と。さらに、神の武具を身に着けるようにと命じられます。それは、真理であり正義であり平和の福音であり信仰、そして神の言葉であり、祈りです。
「祈ることしかできない」のではありません。そうではなく、祈りにおいてこそ、平和のための霊的な戦いを戦うことができるのです。
【祈り】
主よ、わたしをあなたの平和の道具としてください。




