3月13日(木) 申命記33章
いにしえの神は難を避ける場所、とこしえの御腕がそれを支える。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 申命記33章27節
申命記33章は、モーセがイスラエルの部族に与えた祝福が記されています。モーセが部族に与えた祝福は、特定の時代や場所に限られるものではなく、私たちにも適用されるものです。神の御手は今もなお私たちを支え、困難の中でも私たちに平安を与えてくださいます。きょうの聖句は、どんなに厳しい状況でも神が私たちを守り、支え続けてくださっていることを思い起こさせます。
聖書はさまざまなところで主権者である神を強調し、摂理の御手をもって導いてくださる神を指し示します。私たちの弱さや限界を超えて、神はいつでも私たちを力強く支えてくださいます。神の「腕」とは、力強く、決して衰えることのない守りと支えを意味します。このことを信じることで、どんな試練や不安に直面しても、神が共にいてくださることに安心し、平安を得ることができます。
また、「難を避ける場所」という言葉は、私たちが安らぎと保護を見いだす場所として、神がおられるということです。神は、私たちが身をゆだね、休むことのできる唯一の場所です。人生の中で多くの乗り越えるべき壁があったとしても、また挑戦を受けたとしても、私たちはこの変わらぬ神の守りの中で、毎日を安心して歩むことができるのです。
【祈り】
主よ、あなたの永遠の守りと導きに感謝します。あなたの恵みのうちに安心して歩むことができます。