
杉山昌樹(上福岡教会牧師)
メッセージ:渇かない水を
いかがお過ごしですか。上福岡教会の杉山です。
シカルという町に、一人の女性が住んでいました。彼女は、結婚に失敗し、次の夫との関係も行き詰まり、とうとう五人の夫と結婚と離婚を繰り返し、この時は、また別の男性と同棲していました。町の人たちがこの女性を軽蔑するので、彼女は、誰とも顔をあわせないように、昼の熱いさなかに、町から離れた井戸に水を汲みに来ていました。
そこには、旅に疲れたイエスが一人で休んでいました。彼女を見たイエスは、「水をください」と頼みます。しかし彼女は、「ユダヤ人のあなたとサマリア人の私に何の関係がありますか」と断ります。この二つの民族は、口もきけない程対立していました。
しかし、イエスはさらに、「実はわたしはあなたに生きた水を与えられるのだが」と声をかけます。けれどもこの女性は、「あなたは汲むものもないし、井戸は深いのです」と相手にしません。それでもイエスは、「わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。」(ヨハネ4:14)と告げます。
とうとう、この女性は、「その水をください」(ヨハネ4:15)と言います。ところがイエスは彼女に、「夫を連れてきなさい」と言います。この女性は、「夫はいません」と答えるしかありませんでした。彼女は、自分の過去を言い当てたイエスを、預言者なのではないかと考え始めます。しかし、イエスは、それ以上の存在です(ヨハネ4:5-26参照)。
イエスは、彼女の混乱した人生のすべてを知っています。そして、彼女の乾いた心を知っています。そして、渇いた心を満たす水を彼女の中に与えることができます。そのイエスは、今、あなたの隣にいる人を通して、語り掛けるかもしれません。
※あさのことばのプレゼント締切はその週の土曜日です。








