5月1日(金) ヨブ31章
神はわたしの道を見張り
わたしの歩みをすべて数えておられるではないか
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ヨブ記 31章4節
この章は、ヨブが友人たちとの対話の後に、自身の苦難の理由を訴える最終的な弁論の締めくくりです。
ヨブは、自身の無実と潔白を神に誓って独白し、これまでの苦難が不正によるものではないと主張しています。彼は、自分が行ったかもしれない不正や、不正な思いを具体的に挙げ、もしそうした行為があれば罰を受けても構わないと誓っています。そのようにしてヨブは、信仰を貫いてきたことを証ししています。
1節でヨブは「わたしは自分の目と契約を結んでいる」と言い、心の中にさえ不義や欲望を宿さないよう努めてきたことを述べています。ここに、外面的な行為だけでなく、内面の純潔を重んじる信仰者の姿があります。ヨブの姿は、「神はわたしの道を見張り、わたしの歩みをすべて数えておられるではないか」という、神の前に生きる信仰に根ざしたものでした。そのようにして聖書は、自らの潔白を力強く主張しながら、苦しみの中でも自らの正しさを失わず、神の前に真実であろうとする信仰者としてヨブを描いています。
私たちもまたヨブのように、どのような苦難や試練の中でも、神が「わたしの歩みをすべて数えておられる」という、神の前に誠実に生きる者でありたいと思います。
【祈り】
主よ、どのような苦難の日にも、あなたの御前に、ヨブのように誠実に歩む者であらせてください。









