5月29日(金) 列王上15章
イスラエルの王ヤロブアムの治世第二十年に、ユダの王としてアサが王位につき、エルサレムで四十一年間、王位にあった。日本聖書協会『聖書 新共同訳』列王記上 15章9-10節
南王国の二代目はアビヤムで、三代目はアサでした。彼らはその歩む方向が正反対でした。アビヤムは、父レハブアムのように、主なる神と心が一つではなく、偶像崇拝の罪を犯しました。その一方で、アサは、主なる神と心を一つにして、王国内にはびこる偶像の数々を退けました。彼は、王国内の宗教改革を行い、その徹底ぶりは偶像崇拝者の母親マアカを太后の位から退けるぐらいでした。
しかし、どうやら、アサが主なる神と心を一つにしたのは偶像への対応で、外国や自分の病気への対応では主を頼みとしなくなったようです(代下16章参照)。北王国に対抗するため、主ではなく、アラムの王ベン・ハダドを頼みとし、晩年は、重い足の病気になっても、主を求めることなく、医者だけに頼りました。このように主とアサとの心の歯車が噛み合わなくなったのは、北王国がユダに攻め上って来たとき、アラム王国との同盟によって侵略の危機を免れるという順境を体験してからのように思われます。
私たちも、人生がうまくいっている時、自分の力で成し遂げたと錯覚して、主を忘れがちです。人生逆境の時はもちろんですが、順境の時こそ、主を忘れずに、主に頼み、感謝しましょう。
【祈り】
主よ、どのような時も、あなたを忘れずに、あなたと心を一つにすることができますように。









