あさのことば

神と顔を合わせて

放送日
2025年7月10日(木)
お話し
三川共基(松戸小金原教会牧師)

三川共基(松戸小金原教会牧師)

メッセージ:神と顔を合わせて


 おはようございます。松戸小金原教会の三川共基です。

 今年1歳になる娘が、保育園へ通うようになりました。無事に保育園への入園が決まり、ホッとしているところですが、娘が保育園に慣れるまでには、少々手こずりました。それでも、徐々に保育園に慣れてきたことが分かってくると、親としてはひと安心です。

 担任の先生の顔も覚えたようで、朝の送迎の時、先生の顔を見ると、ニッコリするようになりました。小さな赤ん坊は、視力がまだ弱いと言われていますが、だんだん顔を覚えるようになったようです。そして、ニッコリするのは、この人が自分を愛してくれているということを分かってきている証拠なのでしょう。

 聖書では、聖書の神が顔と顔を合わせて、人と語り合う場面がいくつか出てきます。たとえば、「主は人がその友と語るように、顔と顔を合わせてモーセに語られた。」(出エジプト33:11)という具合です。顔と顔を合わせるのは、友人と語るような様であり、それは、親密な関係であることを表しています。

 私たちにも、親密な友人がいると、悩みを打ち明けたり、他愛ない話で笑ったりと、人生の彩りを豊かにすることができます。それが聖書の神であるとするならば、どれほど驚くことでしょうか。神と顔を合わせ、ニッコリできるような関係があるといいですね。

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