リジョイス聖書日課

ローマ1章 福音に啓示される「神の義」

放送日
2025年8月19日(火)
お話し
袴田康裕(神港教会牧師)

8月19日(火) ローマ1章

福音には、神の義が啓示されていますが、それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されるのです。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』ローマの信徒への手紙1章17節

 17節には、「福音には、神の義が啓示されています」とあります。修道士であったルターにとって「神の義」というものは、彼を苦しめるものでありました。神の義とは、神の絶対的正しさであって、それがルターの罪を容赦なく糾弾したからです。しかし、このローマの信徒への手紙を学ぶことを通してルターは、パウロが「神の義」を、彼のこれまでの理解とは違う意味で語っていることに気づきました。彼は、「神の義」と「正しい者は信仰によって生きる」という言葉との関連に注目しました。そして彼は、この手紙でパウロがいう神の義とは、恩恵と全くのあわれみから神が信仰を通して、私たちを義としてくださるところの正しさである、ということを理解したのです。

 ルターのこの経験が宗教改革の出発点になりました。この発見によってルターは、そこで自分が生まれ変わって、開いている戸口からパラダイスに入ったのを感じたと、後に述べています。

 ルターは、聖書が教える神の義とは、全くの恵みによって神が私たちを義としてくださるところの正しさであることに気づきました。神の義とは、罪人を義とするものであることを発見しました。それは神から人間に与えられる義なのです。

 【祈り】

 主よ、ただ恵みによって私たちを義としてくださる福音に感謝し、この福音に生きる者としてください。

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