三川共基(松戸小金原教会牧師)
メッセージ:愛の人にされていく
おはようございます。松戸小金原教会の三川共基です。
最近、私の娘が、「扉を閉めなさい」とか「これ片付けなさい」と私に対して言うようになりました。どうやら、母親の口調を真似ているようです。母親だけでなく、父親である私の口調を真似ることもあります。
そうした姿を見るのは面白い反面、自分はいつもこんな言い方をしてしまっているのか、と赤面することもあります。「子は親を映す鏡」ということわざがあるように、子どもの口調や行動から、その親がどのような人なのかが見えてくることがあります。
聖書は、イエス・キリストを救い主と信じる人を「神の子」と呼んでいます。聖書の神は、その人をご自分の子どもとして受け入れておられるのです。先ほどのことわざの通りならば、神の子とされた人は、親である神を映す鏡になっていると言えます。
聖書の神は、神の子とした人を心から愛し、大切になさいます。だから、愛され、大切にされた人は、同じように、他者を愛し、大切にする人とされていきます。そのような生き方は、一朝一夕でできるものではないかもしれません。しかし、聖書には、「鏡のように主の栄光を映し出しながら、栄光から栄光へと、主と同じ姿に造りかえられていきます。」(2コリント3:18)という約束があります。
聖書の神は、あなたのことも、我が子として愛し、大切になさり、愛の人にしてくださるのです。
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