三川共基(松戸小金原教会牧師)
メッセージ:怒って得をすることはない
おはようございます。松戸小金原教会の三川共基です。
昨年私に、二人目の子どもが与えられました。子どもの成長の速さには、いつも驚かされます。少し前までは、カーペットの上でゴロゴロすることしかできなかったのに、いつの間にかハイハイを始め、つかまり立ちまでしています。親である自分も、同じくらいの速さで、親として成長できたらなあと思うこともしばしばあります。
お恥ずかしい話ですが、子どもたちが親の言うことを聞かなかったり、急いでいる朝の時間にモタモタしていたりすると、つい声を荒げてしまうことがあります。また、きちんと話してあげれば理解できると分かっていながらも、同じことをグチグチ言ってしまうこともあります。後で我に返って、謝ることもよくあります。その都度、ダメな親だなあと反省させられます。
聖書には、「聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい。」(ヤコブ1:19)という教えがあります。私たちの身の回りで起こる問題は、大抵の場合、怒りによってはなかなか解決しません。怒りは、かえって問題をややこしくしたり、解決の時間を引き延ばしてしまったりします。
聖書の言葉は、私たちが自分の怒りに身を任せるのではなく、聖書に記された神の言葉に心を開くように呼びかけています。聖書の言葉に耳を傾けるという余裕があれば、もっと肩の力を抜いて生きることができるのでしょう。
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