リジョイス聖書日課

士師記7章 力は兵の多少に拠らず神にこそあり

放送日
2025年5月21日(水)
お話し
吉岡 契典(神戸改革派神学校教授)

5月21日(水) 士師記7章

「立て。主はミディアン人の陣営をあなたたちの手に渡してくださった。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』士師記7章15節

神はギデオンに、ただでさえ弱く少ない軍隊を減らせと言われました。これは、戦いを前にした軍隊がやることとしては、常軌を逸したことであり、通常では受け入れられないような、神からの提案でした。

もしこの神の言葉どおりに軍隊を減らし、さらに軍事力を弱くして戦いに挑むならば、普通なら戦いに負け、ギデオンも戦死し、イスラエルも、イスラエルの神も、敗北を喫してしまうでしょう。しかし神はなんと、兵士をさらに三百人にまで減らせと命じられました。相手は十三万人です。

主が為されることは、本当に徹底しています。人に過ぎないものを恐れることなく主なる神をこそ恐れよ、と語る御言葉が聖書の至るところにありますけれども、そのことを、主はただ教えとしてだけでなく、具体的な体験として、ギデオンとイスラエルの民に教えられるのです。

また興味深いことは、戦いに勝つための準備のすべてが、相手のことではなく、自分たちの陣営の兵士たちに関係しているということです。相手の力がどうかということを超えて、今の自分自身はどうか、そこに迷いや恐れはないか、特に神に向き合う姿勢はできているのか、そのことこそが、目の前の戦いの勝敗を分けるのです。

【祈り】

神に目を向け、神にこそ向き合うことからすべてを始めさせてください。

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