あさのことば

詩編13を味わう5.「求める」

放送日
2014年11月20日(木)
お話し
野島邦夫(国立聖書教会牧師)

野島邦夫(国立聖書教会牧師)

メッセージ: 詩編13を味わう5.「求める」

 いかがお過ごしでしょうか、国立聖書教会の野島邦夫です。
 今週は旧約聖書詩編の、「個人の嘆きの詩編」のひとつ、第13編を学んでいます。

 人は苦しみに遭った時まず嘆きますが、それは嘆きのための嘆きではなく、助けを求めての嘆きでしょう。この詩編でも、嘆きに助けを求める言葉が続きます。読みましょう。

わたしの神、主よ、顧みてわたしに答え、わたしの目に光を与えてください。
死の眠りに就くことのないように、
敵が勝ったと思うことのないように、
わたしを苦しめる者が、動揺するわたしを見て喜ぶことのないように。

 まず命の救出を求めます。これはよく理解できます。ところが続いて、敵が勝利の栄誉と喜びを得ないようにと求めます。 自分の苦しみが問題なのであり、敵のことはどうでもいいではないか、名誉や恥など小さなことではないかとふと思います。ユダヤ人は、日本人に似て、個人主義的ではなく、相手の目に自分がどう映るかを重く考えます。ですから、名誉を重んじ、恥を避けようと努めます。その意味では、個人主義的な欧米人より日本人の方がこの詩をよく理解できます。
さらにこの求めを「私の事で罪が勝利の栄誉を得ないように、それは神に大恥をかかせることだから」と言い換えるなら、これは根本的な信仰の事柄であることがわかります。

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