あさのことば

涙で濡れた床

放送日
2020年10月22日(木)
お話し
山下正雄(ラジオ牧師)

山下正雄(ラジオ牧師)

メッセージ: 涙で濡れた床

 ごきげんいかがですか。ラジオ牧師の山下正雄です。
 朝、目が覚めたら、涙で枕が濡れていたという経験を、ラジオをお聴きのあなたもしたことがおありでしょうか。悲しい夢を見て、気がついたら泣いていたというのであれば、笑って人に話すことができるかもしれません。しかし、現実に悲しい出来事に遭遇して、寝たのか寝なかったのかもわからない朝を迎えて、気がつけば枕が濡れていたというのであれば、その悲しみは背負いきれないほど大きなものです。

 詩編の第6編にはそんな悲しみを抱えた人の言葉が記されています。「わたしは嘆き疲れました。夜ごと涙は床に溢れ、寝床は漂うほどです。」(詩編6:7)嘆き疲れるほどの悲しみ、一夜だけではなく、夜ごとに涙するような深い悲しみです。具体的にその悲しみが何であったのかは書いてありません。ただはっきりしていることは、昨日や今日始まった悲しみではないということです。続く苦悩のためにすっかり老いてしまうほどの悲しみです。

 出口の見えないこの悲しみの中で、いったい何が心の支えとなったのでしょう。それは、神の憐れみです。人の嘆きに耳を傾けてくださる神の憐れみこそ、悲しみに打ちひしがれる者の心のよりどころです。

 きょうのみ言葉…「主はわたしの嘆きを聞き、主はわたしの祈りを受け入れてくださる。」詩編6編10節

全ての番組からランダムに
  1. リセット

  2. ルカ13章(2) なぜ、狭い戸口なのか

  3. 終末への心構え

  4. 新渡戸の「橋」

  5. 創世記10章 神の祝福の具現として広がる世界

  6. ヨハネ13章31-35節 あなたがたが互いに愛し合うならば

  7. 異端の教えから真の神の愛へ

  8. 見いだされた喜び

  9. タイトル: 「何をどう祈れば?」 ハンドルネーム・もこさん

  10. 詩編34編 求める人を常に助け出される主