あさのことば

監獄でも大丈夫

放送日
2026年6月3日(水)
お話し
杉山昌樹(上福岡教会牧師)

杉山昌樹(上福岡教会牧師)

メッセージ:監獄でも大丈夫


 いかがお過ごしですか。上福岡教会の杉山です。

 聖書に、ヨセフという人が登場します。彼は、奴隷となって売られていったエジプトの国で、これからいよいよという時に、罪を疑われて監獄に放りこまれます。そこでも神の助けがあって、牢の中の責任者になります。

 そこに丁度、王の怒りをかった給仕役と料理役が入ってきます。ある日、二人は、同時に不思議な夢を見ます。彼らが浮かない顔をしていますと、ヨセフが声をかけます。「何かありましたか。」と。すると二人は、「不思議な夢を見たのだけれども、何のことかわからない。」と言います。ヨセフは、「それはきっと神が見せたのです、中身を教えてください。」と言います。

 そこでまず、給仕役が、自分の夢を語って聞かせます。それを聞いたヨセフは、「あなたはきっと三日後に釈放され、仕事に戻れます。」と言います。さらに、「外に出たら、私のことを王に伝えてください。」と頼みました。これを見ていた料理役は、「では、私の夢も聞いてくれ。」と言って、中身を話しました。ヨセフは、「残念ながら、あなたは三日後に処刑されます。」と告げますと、全くその通りに処刑されました。

 このように、正確に夢の解き明かしをしたヨセフでしたが、その後、給仕役は、このことをすっかり忘れてしまいます。ヨセフは、相変わらず牢屋の中です(創世記40章参照)。しかし、この出来事は、後でもっとも大切な時に思い出されるのです。そして時限爆弾のように、ヨセフの運命を変えます。

 思い通りでない時でも、目の前の出来事に取り組むと、それがやがて芽を出していく。この話はこのことを教えています。

今週のプレゼント ≫ミニタオル「God is Love」 (3名)  【締切】6月6日

※あさのことばのプレゼント締切はその週の土曜日です。

全ての番組からランダムに
  1. あなたが弱い時にこそ

  2. 士師記6章 神がわたしに行け!と言われる

  3. マルコ10章13-31節 神の国に入るのは誰か

  4. 心の罪が除かれるとき

  5. Vol.89 男山教会(京都府)

  6. 申命記34章 主の約束を待ち臨む

  7. マタイ7章 狭い門から入れ

  8. わたしは主を愛する(詩編116:1-2)

  9. 敗戦の日に(対談) 聞き手:熊田なみ子(スタッフ)

  10. オルガンと祈り