あさのことば

「柔和な人の幸い」

放送日
2005年2月11日(金)
お話し
林 豊彦(横浜教会牧師)

林 豊彦(横浜教会牧師)

メッセージ: 「柔和な人の幸い」

 ご機嫌いかがですか。横浜教会の牧師、林 豊彦です。

 主イエスは、「柔和な人々は、幸いである」といわれます。

「柔和」という言葉は、元来,人やあらゆるものに対して、怒りや傲慢な思いや振る舞いをしないことを表わします。ですから、それは謙遜と同じでもあります。

 旧約聖書のイザヤ書53章には、「彼は、口を開かなかった。屠り場に引かれる小羊のように、毛を切る者の前に物を言わない羊のように、彼は口を開かなかった」との言葉がありますが、これが、柔和の意味する原点でもあります。

 それで、柔和には、ともすれば、弱々しさを感じさせられる響きがありまが、しかし、言葉の真実な意味で,そのような弱さをあらわすものではありません。断固として、自己主張をせず、争わず、なすがままに身をゆだねる姿です。このことは、最も勇気のいることで、私たちには、非常に難しいことです。

 ここでの「柔和」は、その人の持って生まれたものの性質を言っているのではありません。イエス・キリストとの関係に関わる言葉なのです。

 主イエス・キリストにあって、新しくされた人に与えられる賜物であります。それは、「御霊の実」の一つでもあります。

 キリストの言葉を受け入れて、信仰の歩みに進むときに、この賜物が与えられるのです。

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