わたしはあるわたしはあるという神 | 出エジプト記 3章

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出エジプト記 3章

また、「イスラエルの人々にこう言うがよい。『わたしはある』という方がわたしをあなたたちに遣わされたのだと。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 出エジプト記 3章14節

わたしはあるわたしはあるという神

成人したモーセは、同胞を助けるためにエジプト人を殺したため、ミディアンの荒れ野へと逃げました。その地で彼はミディアンの祭司の娘と結婚し、40年を過ごしました。

3章にはモーセの召命が記されています。主なる神はホレブの山でモーセに命じました。エジプトで強制労働を強いられているイスラエル人を、エジプトの王の支配から解放せよと。そして、主なる神は、モーセを派遣するしるしとして、主は必ずモーセと共にいると約束されます。また、エジプトから導き出されたイスラエル人はやがてホレブの山で主なる神を礼拝するのです(12節)。

モーセは神に尋ねました。エジプトにいる同胞たちが彼に、彼を遣わされた神とはいったい何者かと問うならば、何と答えるべきかと。神は答えられました。「わたしはある。わたしはあるという者だ」(14節)。神は御自身を「あるもの」として答えられました。主はモーセと共に生きて働く神として、御自身の揺るぎない意志と決断をお示しになりました。こうして御自身をお示しくださって、モーセを通してイスラエル人の救いを実現させようとされたのです。

今、インマヌエルである主イエス・キリストにあって、主なる神は、私たちと共にいてくださるお方です。

【祈り】

主なる神よ、あなたの御名こそが私たちの救いの保証です。主イエスの御名に感謝します。

足立 正範(上諏訪湖畔教会)