マルコによる福音書 1章14-20節
イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。二人はすぐに網を捨てて従った。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マルコによる福音書 1章17節~18節
福音の言葉で満たされ遣わされる
玉井 宣行(所沢ニューライフ教会)
イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。二人はすぐに網を捨てて従った。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マルコによる福音書 1章17節~18節
玉井 宣行(所沢ニューライフ教会)
2024年1月の聖書日課をまとめて表示します。
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玉井 宣行が担当した聖書日課をまとめて表示します。
キリストは、シモンとその兄弟アンデレが湖で網を打っているのをご覧になりました。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われると、二人はすぐに網を捨てて従いました。人間をとる漁師、すなわち悔い改めの福音を宣教する者(14、15節)への召しに対して、二人は網を捨てて、すぐに従ったのでした。
しかし、この二人には、弟子となる準備の段階があったことをヨハネによる福音書が記しています。キリストに従ったアンデレともう一人の弟子が、キリストのところに泊まりました(ヨハ1章39節)。キリストからの福音の言葉に満たされたアンデレは、「わたしたちはメシアに出会った」と告白したのです(41節)。そして兄弟シモンをも、キリストのところに連れて行きました(42節)。このようにしてキリストに従う弟子とされたシモンとアンデレに、キリストは時を定めて、福音宣教者への召しを語られたのでした。
同じようにキリストは、私たちをご自身のもとに泊まらせ、福音の言葉で満たしてくださいます。この言葉が私たちの内に蓄えられたとき、キリストから福音を証しする召しが語られます。そのとき私たちは、躊躇することなく従う準備ができていることを教えられます。
【祈り】
神よ、わたしを福音の言葉で満たし、証し人として遣わしてください。