主に望みをおき主の道を守る | 詩編 37編

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詩編 37編

あなたの道を主にまかせよ。
信頼せよ、主は計らい
あなたの正しさを光のように
あなたのための裁きを
真昼の光のように輝かせてくださる。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編 37編5節~6節

主に望みをおき主の道を守る

主はすべてを見ておられ、知っておられ、私たちの目に見えなくて、たとえ私たちが完全に理解できなくても正義を行われます。そして主は正義を愛され、主の慈しみに生きる人をお見捨てになりません。

この事実は、私たちが悪から離れ、善を行う根拠であり、主に従って生きることは、神の民として正しい生き方です。

人の口は心からあふれ出ることを語ります(ルカ6章45節)。主に従う人は口に知恵の言葉があり、その舌は正義を語ります。主の教えを心に抱き、よろめくことなく歩きます。

主の教えを心に抱くということは、神の言葉を常に黙想し従順に従うことです。そのような人の歩みは、正しい道から抜け出ることはありません。またその人を主に逆らう者が傷つけようとしても決してうまくはいきません。なぜなら正義の主は、決して悪人の企みが貫徹されるように放っておかれず、主に従う者を永遠に助け守ってくださるからです。

主に望みをおき、善なる主の道を守り、自分の道と自らを主にゆだねるならば、主は計らい、その人の義を光のように輝かせ、心の願いをかなえてくださいます。何より、主ご自身が私たちの内に、また私たちの間に光のように輝いてくださいます。その主の御光に信頼して歩みましょう。

【祈り】

主よ、悪を避け、主に信頼し、善を行う者にしてください。

李 哲敏(東広島伝道所)