教会の熱心に仲間が加えられる | 使徒言行録 2章

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使徒言行録 2章

彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 使徒言行録 2章42節

教会の熱心に仲間が加えられる

「酒に酔っているのではありません」(15節)という言葉から始まるペンテコステの日のペトロの説教。約束された聖霊が注がれたその日に洗礼を受けた人は、3千人という驚くべき数にのぼりました。

そして「彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心」でした。御言葉に聞くこと、単純な人間同士の交わりではなく主イエスが中に立っておられる交わり、主イエスの体と血にあずかる聖餐式、神への語りかけである祈り。彼らはこれら四つのことに熱心でした。そのような姿の教会に「主は救われる人々を日々仲間に加え一つにされた」のでした(47節)。

外野から見れば理解できない熱心さ。それもまた「酒に酔っている」ような姿だったのかもしれません。

聖霊が降り、信仰が与えられ熱心が与えられました。私たちにもまた聖霊が与えられています。それは自分たちのためだけではありません。

聖霊によって与えられる御言葉、交わり、聖餐式、祈りへの姿勢が仲間を呼び集めます。

聖霊は「主が招いてくださる者ならだれにでも」与えられています。仲間は今も呼び集められています。

【祈り】

聖霊の働きによって私たちに熱心を与え、あなたがこの仲間を増し加えてください。

大宮 季三(横浜中央教会)