賛美のいけにえを神に献げよ | ヘブライ人への手紙 12-13章

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ヘブライ人への手紙 12-13章

だから、イエスを通して賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえる唇の実を、絶えず神に献げましょう。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヘブライ人への手紙 13:15

賛美のいけにえを神に献げよ

イエス・キリストは、きのうも今日も、また永遠に変わることのない方です(13章8節)。

時代や場所が変わっても、若い時だけでなく、中年の時も、老齢の時も、いつも変わりなく、同じ愛と憐れみの方として、私たちと共にいてくださいます。何をしてくださったのでしょうか。罪人である私たちが解決不可能な罪と死と滅びからの救いです。主イエスはゴルゴタの丘で私たち罪人のために辱めを担い、ご自身を献げてくださいました。主イエスの血により私たちを聖なる者、神のものとするためでした。

ですから、私たちも自分の十字架を背負い天の御国を目指して歩みましょう。御国を目指す旅人の特徴の一つは賛美です。御名をたたえる唇の実です。礼拝だけが賛美の時ではありません。神がよくしてくださったことを何一つ忘れない生活も賛美です(詩103編1~5節)。もう一つは隣人愛に生きること、善い行いと施しとを忘れないこと、このようないけにえこそ、神はお喜びになるのです(ヘブ13章16節)。

平和の神が「御心を行うために、すべての良いものをあなたがたに備えてくださるように。栄光が世々限りなくキリストにありますように」(21節)。

【祈り】

聖霊を注いでください。自分自身を神に喜ばれる生けるいけにえとして献げさせてください。

西堀 則男