神に対する悔い改めと罪の告白 | ネヘミヤ記 9-13章

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ネヘミヤ記 9-13章

他の4分の1の時間は、彼らの神、主の前に向かって罪を告白し、ひれ伏していた。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ネヘミヤ記 9章3節

神に対する悔い改めと罪の告白

御言葉の礼拝と愛餐を共にし、祖国への帰還と神殿再建という神からの恵みと祝福に感謝した人びとは、続けて仮庵の祭を祝い、そして罪の告白と悔い改めの時を持ちました。

それは7月24日のことと記されています。その日の4分の1の時間は、主の律法の書を朗読して過ごし、他の4分の1の時間は、主に罪の告白をしてひれ伏しました。この時、彼らは断食し、粗布をまとい、土をその身に振りかけて悔い改めと罪の告白を外的にも示しました。

罪の告白の祈りにおいて、神の教えに逆らい続け、戒めに従わなかった先祖の罪と自分たちの罪を告白します。プロテスタントの教会は、罪の告白を礼典として残しませんでした。ですから、懺悔・告解室のようなものも教会にありません。

しかし、私たちは礼拝の度毎に、罪を告白し、罪の赦しにあずかっています。今も私たちは先祖の罪と自分たちの罪に苦しんでいます。神の教えに聞き、御言葉を理解すると私たちは罪を知らされます。

教会は、神に対する罪を赦す唯一のところです。悔い改めと罪の告白を礼拝の度毎になして、主イエスによる罪の赦しを心に刻みましょう。

【祈り】

主なる神様。私たちと先祖の罪を赦し、御言葉に相応しく生きる者としてください。主の御名により祈ります。

小峯 明(船橋高根教会)