どんな壁も主が崩される | ヨシュア記 5-6章

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ヨシュア記 5-6章

民が角笛の音を聞いて、一斉に鬨の声をあげると、城壁が崩れ落ち、民はそれぞれ、その場から町に突入し、この町を占領した。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨシュア記 6:省20節

どんな壁も主が崩される

エリコの町は堅固な城壁に守られた町でした。その城壁は来るものを寄せつけない、あらゆるものを拒絶する壁です。しかし、主はヨシュアに対して、「見よ、わたしはエリコとその王と勇士たちをあなたの手に渡す」(2節)、と言われました。

主はイスラエルに城壁を崩す強力な武器を与えたわけではありません。主が命じられたことは、6日間城壁の周りを回ること、7日目は町を7周し、角笛を吹き、鬨の声をあげることでした。そんなことであの堅固な城壁が崩れることなど考えられません。しかし、ヨシュアは主の言葉を信じ、7日間に渡って命じられたことを忠実に行いました。するとどうなったのか。7日目にイスラエルの民が鬨の声を上げると、たちまち城壁が崩れ落ち、民はエリコの町を占領することができました。主が壁を壊してくださったのです。

私たちの世界にも、また私たちの人生にも大きな壁があります。まさにエリコの町の城壁のように、自分の力ではどうすることもできない大きな壁があります。死はその中でも最大の壁です。しかし、神は主イエスの十字架と復活を通して、罪に勝利し、その壁を取り壊してくださいました。主は信じる者のために、必ず壁を壊してくださいます。

【祈り】

主はどんな城壁も崩してくださいます。いつも主を信じ、従って行くことができますように。アーメン

弓矢 健児(西神教会)